狂い咲き(2)

　狂い咲きはスミレとシロバナマンテマに限らない。シロツメクサは秋にも結構見ることがあったが、秋に咲くレンゲソウはほとんど見かけていない。それも12月は秋どころが初冬である。田んぼの畦に緑の葉がおい茂り、そこにぱらぱらと紅紫色の花をつけていた。もちろん春のようにたくさんの花が絨毯のように、とは行かないがそこそこの数の花がついていた（写真左）
　タカサゴユリの花期は7月から9月とされているが、それが12月に咲いていた（写真右）。撮影したところ以外でも見かけている。
　今年の秋から初冬に掛けては、前回と今回で紹介した花だけでなく、タツナミソウ、レンギョウが咲いているのも見た。これからはこういう風に春の花が秋や初冬にも咲くのが常態になるのだろうか。
　（沼　津）