ヒヨドリバナ

　【鵯花】 フジバカマに似るが本種は披針形の葉が対生することなどで区別される。何よりヒヨドリバナは普通に見られる秋の花である。
　フジバカマの記事で記したが、最初に見た花は薄赤く色がつき、てっきりフジバカマと思った。それがあとになって間違いとわかったが、他にも間違いやすい花としてサワヒヨドリやヤマヒヨドリ、ヨツバヒヨドリがある。
　ヒヨドリバナの仲間の花はタンポポのような舌状花の集合とは違って筒状花が数個集まったもので、花柱が伸びて先が２裂している。その頭花が散房状に集まっている。
　花は８～１０月に見られる。
　（横浜都筑） 　
　

　キク科ヒヨドリバナ属

　 Eupatorium japonicum

　本州、四国、九州