クサノオウ

　【草の黄】鮮やかな黄色の花はハイキング等に出かけた折に、何回も見たことがあり、クサノオウということも知ってはいたが、あまり詳しく調べようとしたこともなかった。それが身近な茅ヶ崎公園にあるので、初めて図鑑などにあたって調べてみた。
　茎や葉を切ると黄色い乳液が出て、これがケシ科の植物らしくアルカロイドを含み、それを民間薬としては鎮痛や鎮静作用があるという。ただし、毒性強く危険である。
　花は鮮やかに黄色で、花芯も黄色なのだが、なぜか雌しべがけは緑である。
　（横浜都筑）
　

　ケシ科クサノオウ属

　 Chelidonium majus

　北海道から九州