オニタビラコ

　【鬼田平子】比較的乾いた土地を好み、畑地など人里に生育する。オニタビラコ属に含まれ、草丈は数十 cm で、舌状花が集合した小さな頭状花を散開状につける。花は似ているがタビラコは地面に張り付くので区別が付き、ヤブタビラコは山林に生育するので区別できる。
　街中のあちこちで見かけるが、なかなかまとまった大きさにはならず、地味な花である。
　最近ではアカオニタビラコとアオオニタビラコに区別するという。写真は前者のようだが、挿入写真はどちらなのか不明である。本当のことを言えば両者の区別はできていないままである。
　（鴨池近くで）
　

　キク科オニタビラコ属

　 Youngia japonica

　全国