
【地縛り】オオジシバリと区別がつかず、長い間、ここに掲載するのをためらっていた。この春にあちこちで観察し、どうやら納得して掲載することにした。ひとことで言ってしまえばオオジシバリより花も葉を小さく、同じ地域なら花の咲く時期もやや遅い。 図鑑などには葉の形がオオジシバリが細長くヘラ状であるのに対し、ジシバリは小型で丸いとされている。写真の挿入図はジシバリの小さな丸い葉である。オオジシバリは伊東の春に写真を掲載したので、それと比較していただきたい。 ジシバリはオオジシバリと同様にキク科のニガナ属に含まれ、いずれも黄色い頭状花を付け、互いによく似ている。田畑の縁や明るい草地に生育する。 (都筑)
キク科ニガナ属
全国