アマナ

　【甘菜】　三月の終わりに四季の森公園に行ってみた。ここはカタクリが身近に見られるところとして以前から行ってみたかったところだ。取り敢えずカタクリを撮影して満足し、公園の中を歩いていたら日当たりのよい斜面にタチツボスミレと一緒に咲いていた。斜面には笹やイネ科の植物が茂っていて気づかずにいたのだが、小さな名札があって、アマナとを記してあった。改めてみると地味な色合いのユリ科の花があり、それがアマナだった。
　アマナは以前はチューリップ属に含まれていたが、最近では独立してアマナ属とされる。学名の edulis は食べられるという意味で、地中の球根（鱗茎）が食用となり、甘みがあることに由来している。
　（横浜市緑区四季の森）
　

　ユリ科アマナ属

　 Amana edulis

　本州、四国、九州