
【高砂百合】 タカサゴユリはここ数年来急速に目立つようになったユリ科の植物だ。雑草というにはあまりに見事な花をつけるが、原産地は台湾で、観賞用に世界で栽培されている。単子葉のユリ科の植物だから花は6弁で、ほぼ純白であるが、花弁の外側が薄い小豆色の色合いになるものがある。 タカサゴユリは団地や周辺にたくさん見られ、毎日見ているうちに面白いことに気づいた。早いうちの蕾は直立しているが、やがて俯くようになり、花は殆ど水平につく。それが花が終わるとまた直立に戻り、種を付ける。写真の左上、右上、左下、右下がその順に対応する。 草丈は 100-150 cm ほどの多年草である。ホソバテッポウユリ、タイワンユリとも呼ばれる。
ユリ科ユリ属
台湾原産