キキョウソウ

　【桔梗草】　北米原産の外来種で、観賞用に持ち込まれたものが逸出した。茎は直立してあまり分岐せず、50-60 cm ほどになる。卵形の葉を互生して、５月の連休のころ葉腋に濃青色の深く五裂する合弁花をつける。
　桔梗の仲間なので、花は色合いといい、形といい、よく似ている。歴博通りの大丸バス停近くの街路樹の下で最初に見たが、その後団地内にも 1 株だけ見つけた。これはとても小さく、草丈は 15 cm ほどしかなかったがそれでも小さな青い花をひとつつけていた。
　別な目的で団地の中を探索していたら、三角広場に出るすぐ前の桜の木の根元に何本かのキキョウソウが花をつけていた。案外あちこちにあるようである。
　

　キキョウ科キキョウ属

　 Triodanis perfoliata

　北米原産・福島県以南