キタテハ・テングチョウ
【黄立羽】 キタテハ（写真上）はもっともポピュラーなタテハチョウである。春早くにまだ前年の枯れ草の残る草むらに日差しを浴びているし、時には舗装された道路の上で翅を休めている。テングチョウと同じく成虫で越冬し、春早くに活動を開始する。４枚の翅と６本脚という昆虫の基本形からはみ出て、タテハチョウの脚が４本しかないが蝶の仲間では進化しているのだという。 （横浜市都筑区茅ヶ崎公園）
タテハチョウ科
Polygonia c-aureum
日本全国
【天狗蝶】 テングチョウ（写真下）もよく似た生活をしているが、特徴は何と言っても突き出た吻だろう。これが名前の由来になっている。この春早くに見られる２種のタテハチョウはいつ見ても羽が痛んでいるが、越冬している間に傷んでしまうのだ。
（横浜市都筑区茅ヶ崎公園）タテハチョウ科 タテハチョウ亜科
Libythea lepitaa
北海道を除く日本全国